我輩は寝子である。

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「捨印」について調べてみた

会社に出す書類に「捨印」の欄があって、ここは必ず押して、と念を押されたので、そもそも捨印ってなんぞや。と思ったので調べてみました。

 

捨印 - Wikipedia

"契約書、申込書、証書などを作成する場合において、記載の誤りを訂正する際の訂正印の捺印に代えて、当該書類の欄外に捺印する行為、または、その捺印された印影である。”

 

⇒少々の記載ミスであれば、書類の作成者に確認せずに修正してもいいっすよ!という委任の意思表明のようです。が、

これ、書類提出者に確認せずに修正していい範囲がきっちり決まっているわけではないようです。

 

「捨印があってもなんでもかんでも修正できるわけじゃないよ!」という最高裁判例もあるみたいですが、(参照⇒「捨て印」があると後からいくらでも書き直せるの? | 法、納得!どっとこむ)実際に書類作成者に不利な書き換えをされてしまった場合はどうなるのでしょうか。

 

捨印を押さなかったことが理由で、書類の有効性が損なわれることはないとのことなので、必要でないと思われるとき(相手が信用できないときとか…)は、「捨印は押さない。どうしても修正が必要な場合は連絡をくれれば対応する」という自己防衛も必要かもしれません。

 

 

正直、今回調べてみるまでは、印影の確認時に不明確だと困るから2つ押しといて!2つあればどっちかで判断できるから!みたいなものだと思ってましたよ。。。